UP PLUS2 で社外材料を使ってみた2 eSUN編

・eSUN

 やっぱりアマゾンで購入。1リール1kg。
 量が多い分リールの幅が広く、標準のホルダーでは入りません。
 ホルダーを作り直しました。

 アイボリーとシルバーを購入。

 アイボリーはABSのナチュラルの色ですね。
 MOJOの材料と同じ色なので、混ぜて使うとき違和感がなさそうです。
 シルバーは画像では明るいグレーという感じでしたが、ちゃんとメタ材料が入ってます。フィラメント状態ではラメはあまり目立ちませんが造形すると表面が荒れるせいか、そこそこ出てきます。

 この材料は残念ながらUPPlus2に合いませんでした。
 造形ミスが頻発して使い物になりません。

 症状と原因を追究すると、

・造形中に材料が出なくなり、空を描く。
・その原因はエクストルーダーの中で材料が止まってしまう。
・その原因は送りギアが材料を削ってしまい、空転してしまう。
・その原因はノズルが詰まるなりして押し出し抵抗が高くなるか、リールが引っかかるかして引き出し抵抗が高くなるかして、材料が動かないのにギアが回ろうとして削ってしまう。
・その原因は、、、良くわからない!

 材料を再挿入すると問題なく出るのでノズルつまりではないし、止まったときにリールを確認しても引っかかっているわけでもない。
 材料自体が1kgと重いので純正よりは多少抵抗があるけれど、リールを軽く出来ないのだからこれはどうしようもない。
 ホルダーを改良してコロをつけて抵抗を軽減してみたりしたのですが、やはり止まってしまう。
 温度を下げても駄目。
 上手くいったときは2時間くらい動いていたこともありますが、大概の場合数分で止まってしまいます。
 シルバーもアイボリーも同様。

 これは残念ながらギブアップです。

 なんとなくですが、基本的に材料がやわらかいのではないかと思います。UPPlus2の送り機構だと材料が負けてしまうのではないかと。
 他の機械なら上手くいくんでしょうかねぇ。

 



コメント

  1. ABS樹脂の方でしょうか?
    PLA樹脂の製品もあるようなので検証して頂きたいです。

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  2. ABSです。
    PLAはまだどのメーカーも試していません。
    そのうち、とは思っていますが予定は未定です。

    後で記事にも足しますが、最近寒くなってからeSUNを試したら不思議と造形エラーがなくなりました。
    気温なのか?湿度なのか?
    わかりません。

    なかなか奥が深いですね。

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  3. 早急な返答ありがとうございました。m(__)m
    温度対策としてダンボール箱で囲って出力してみるなどいかがでしょうか?

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  4. 段ボール箱、使ってます。
    少しパーツが大きくなると、やはり反りますので。
    段ボール箱は反り対策には有効ですね。

    ただし、段ボール箱の中は当然温度が高くなります。UPPlus2は基本のノズル温度も高いので、材料によっては段ボール箱で囲ったがゆえに不具合がおきるという事もあると思います。

    購入直後にeSUNが不調だったのも、もしかしたらそういう事だったのかなと今では思います。

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  5. やはりABSの反り対策に囲いは効果があるんすね。
    完全密閉せずに天井から一部排気したり工夫が必要ですかね。

    ちなみに中国のメーカーから囲い付きのUP Plus 2Xが発表されてます。
    http://www.tiertime.com/s/Desktop/2014/1120/186.html

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  6. UP の次期種、UPBOXもクローズドタイプになっていますね。
    造形サイズは魅力ですが、価格が大分上るようです。

    http://www.3dprinter.co.jp/up-box-3dprinter/

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